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稲作ダイアローグ〜どのような意を収穫するか〜(稲作メンバー自主企画)
2011.08.14
レポート掲載
稲作ダイアローグ〜どのような意を収穫するか〜(稲作メンバー自主企画)

春から始まった「センス・オブ・ネイチャー学科」も後半に差し掛かった。稲刈りを目前に控え、参加メンバーの有志が「田植えで立てたそれぞれの意。そして、今どのような意を収穫するのか」について対話するイベントを自主企画し、ここ青山AZITOに集った。(2011年8月14日開催)

4月29日に行った「田植え」の際に、私たちは「自分はどのような意思を立てるのか」「本質的な自分の意志、その意志を通して見えてくるモノは何か」、各自がこのような問いを意識しながら、一つ一つの苗を植えた。

その田植えから2ヶ月余りが過ぎ、各回の往復のバスの中などでメンバー同士の対話が盛り上がっていることもあり、「自らの意志について自分で考えることはもちろんのことであるが、更に皆で対話し考えることができれば、より個々にとって深めることができるのではないか」という想いから今回の開催に至った。

対話は、「この稲作を通じて一番心に残ったことや言葉は何か」をシェアすることから始まった。
「苗も稲も可愛いくてしょうがない」
「 稲の成長に感動した」
「田植えの時には、生命を生み出せる気持ちに感謝しながら植えていた。」
「昨年と比べて、苗を真っ直ぐに植えられるようになった(心が真っ直ぐになった)」

そして、「田植えの際の当初の意思はどのようなものだったか。それが現在はどうなっているか」について話題が移ると、"怖さ"というものに焦点が集まった。
「自分が出したことのない自分を見ることが怖いのではないか」
「いま考えている幸せなどが壊れてしまうのが怖いのではないか」
「怖さ。その近くに自分の意志・役割があるのではないか」
「以前より怖さをエネルギーに変えられるようになってきた。」

そこから見えてきた問いは、普段の生活における自分の意志や選択ついてである。
「それぞれが日々それぞれの意を都度植えて刈り取っていくことが大切なのではないか」
「毎日の生活は楽しいけれども、自分の選択をもっと意識したい。
「自分とは何なのか。何のために自分は生きているのか。育ててもらって、自分で生きて。死ぬ時には自分の人生に納得したい。」

最後に、今回の対話を通じてのメンバーの感想をシェアした。
「自分自身に対しても関心を持つ。自分達で作った米を食べて自分の糧としたい。」
「昨日、今日と自分で考えていたが、またこの対話で自分の考えが全く違うものに変わった。」
「今までは自分で何でもやろうとしていたが、人と協力して事を成すことの大切さに気が付いた。」
「こうして関わり合いの中から何かを感じさせてもらえること、それを大事にできる場こそ、本当に大好きな在り様です。」

また余談になるが対話自体に対する各自の印象や感想を少し紹介したい。
「考えて話すことを求められることが何よりも対話の良さではないか」
「普段の生活の中では見えていない自分を発見することに楽しみを覚えているのではないか」
「人と話をすることが本当に重要。ぼんやりしていた思考が明確になる」

それぞれがまた新しい問いを持ち、今回の対話イベントを終了した
私も対話を通じて様々なアウェアネスをもらい、周囲のメンバーの存在に改めて感謝の意を抱いた。
それと同時に、今後に向けて「対話」自体の持つ可能性についてより深めていきたいと思う。

このような対話の場が設けられること自体が、昨年から始まったこのプロジェクトとしての成長であると感じる。そして、収穫の日に自分が何を思い、何を感じるかを楽しみにしたい。

ファシリテーター:跡部万り子 / 成田好孝
文章:成田好孝


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