もし限られた余命を宣告されたら、
皆さんは自分が何をしたいのかすぐに答えられますか?
なんとなく過ぎ去っていく毎日を過ごしていく中で、
「意味の喪失」を起こしているのが、現代人の特徴かも知れません。
繰り返しの毎日であったり、具体的な選択と行動を決断しなくても
生きていける日々が、意味の喪失を起こす原因ではないでしょうか。
人生の意味の喪失とは、
主体的な自己の喪失であり、
それはオリジナルな物語の喪失です。
「ふるさとがえり」は、ひとりひとりが持っているオリジナルな物語とは何かを、
映画という手法を通じて皆で考えることができればという思いから制作されました。
物語を取り戻すときに、重要な二つのベクトルがあります。
今を起点にして自分の「原点を確認すること」と、
自分の「人生の物語・可能性が未来に開かれていることを自覚すること」です。
具体的な選択と行動を伴うときに生まれる葛藤は、
チャレンジであり、冒険心というものを与えてくれます。
オリジナルな物語のある人生とは一人一人様々なものだと思います。
また、3/11に起こった東日本大震災は、何か本質的なことを
私たちに語りかけているような気がします。
この"物語のある人生とはいったい何か"について皆さんと語り、
皆さんひとつひとつの人生がより実りあるものになる契機になれば幸いです。
映画「ふるさとがえり」公式サイト